2019年6月8日
鯖江市・越前市のみなさん、こんにちは。 早稲田育英ゼミナール 鯖江教室です。 梅雨前と言うこともあり、ムシムシとした天気ですが、体調など崩していないでしょうか? 受験生は、「確認テスト」だの「県模試」だの、「期末テスト」だのとテストに追われる中、 体力的にも気持ち的にも大変だと思います。 こういう時に、体調は崩しやすいもので、 日々の生活を規則正しく過ごすことが頭にも身体にもいいです。
さて、今日は2学期以降に成績が急上昇する勉強の仕方についてお話しします。
受験生にとって、夏休みは「天王山」、とよく言われます。
「夏休みを制するものは入試を制する」、という言葉もあったと思います。
では、夏休みにどういう勉強をすれば秋から成績が伸びるでしょうか?
猛勉強すればいいか、といえば、正しい方法で猛勉強すればいいのですが、間違った方法で猛勉強しても秋からはあまり成績は上がりません。
なので、正しい方法で勉強する必要があります。
夏休みはじっくり時間をかけてやることができるので、苦手科目の克服によいと思います。
もう半分終わってしまいましたから、やれるとすれば一番苦手な科目にじっくり取り組んで、少なくとも苦手意識が無くなる程度までは理解を深めていくのがよいです。
教科書を読めば徐々に内容が分かってきます。もし、教科書を読んでもわからない場合は、学校の先生や塾の先生、あるいは友達に質問をするとよいでしょう。でも、わからないからと言ってすぐに質問してはいけません。まずは、自分で参考書やワーク・辞書などで調べ、考えることが大切です。自分で調べた結果「どこまで解ったのか」、「どう考えたのか」を質問時にぶつけるとよいでしょう。そうすることで、理解度に違いが出てきす。
さらには、苦手科目に関連する博物館や美術館、図書館などで調べてみることもよいでしょう。
歴史が苦手なら、郷土の資料館等に行って歴史を考えたり、理科が苦手であれば、科学館等に行って体感してみたり、国語が苦手であれば、京の街並みや神社・仏閣を散策することも大切な学習になります。
つまり、夏休みには、苦手科目を少しでも苦手意識を無くするようにするのがよいです。
そうすれば秋からぐんぐんと成績(偏差値)が伸びるでしょう。
いろいろ書きましたが、国社数理英5教科通じて必要不可欠な最低限度の知識は、全て「国語便覧」にあります。学校から配布されているテキストの中で、「国語便覧」を丹念に読まれている生徒さんは、一般的に成績が上位であることは事実です。「国語便覧」と聞くと、国語についての知識だと考えがちですが、実は「国語便覧」に記載されている情報は、全分野にわたっています。これらの基本的な知識をつけることが、国語の読解力の向上につながり、それは数学の文章問題、英語の長文読解力などを飛躍的に向上させていきます。したがって、中高生のみなさんには、是非とも「国語便覧」を愛読書にしていただきたいと思います。
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