2024年3月1日
鯖江市・越前市のみなさん、こんにちは。
早稲田育英ゼミナール 鯖江教室です。
今日は、県立高校で卒業式がありました。
卒業されるみなさん、おめでとうございます。国公立大学の前期日程の合否発表がなされていませんので、結果を気にしながらの「卒業式」ではなかったでしょうか?また、中期日程・後期日程の受験を予定されています生徒さんもいらっしゃると思いますが、人生の一つの区切りになります。いずれにせよ、新たなスタートラインに立つわけで、ますます厳しい社会情勢に立ち向かうためには、猛勉強が必要になります。卒業される高校生に向けて、早稲育鯖江からエールをお送りいたします。
長い長い受験、お疲れさまでした。志望校に合格された生徒さんも、残念ながら滑り止め校に進むことに
なった生徒さんも、最後まで自分の志望校にこだわり、チャレンジされてきたことを早稲育鯖江は誇りに
思います。高校3年間で得た経験は、長い人生の中で必ず活かされます。皆さんは、他塾の生徒さんとは
決定的な違いがあります。それは、受験のためだけやテストの為だけで勉学に励んできたわけではありません。
勉強する「本質」というもの、公式や定義の本質、自らが考えだし考察し、しかも検証するという一連の
「学問」の基礎を学んでこられました。単なる解答の方法や正解に至ればよいという考えで、学習してきた
のではありません。すべては、社会人、いや一生涯役に立つ「学ぶことの楽しさ」や「人生の糧」となる
学習をしてきたのです。それを、皆さんの誇りにしていただければ幸いです。
最後に、大学生になられる皆さんに、4年間、あるいは院生も含めてやるべきことを列挙いたします。
①読みまくること。
「岩波文庫」「岩波新書」「講談社学術文庫」「講談社新書」のシリーズは、全て読破してください。
人類の文化と歴史が理解できます。そうすれば、これまでに培ってきた「本質を見抜く力」をますます
確かなものにすることができるはずです。
②書きまくること。
「学問」の探求の中で、知りえたこと、考えたことは積極的に論文として書き残してください。
更に、書いた論文は担当教官や専門の教官に読んでいただき、論文の書き方、あるいは研究の方法論など
指南してもらうとよいでしょう。コピペはしないこと。
いづれ、「卒論」を書くことになります。卒論のテーマ(研究テーマ)を考えながら、論文を書く練習を
するとよいでしょう。
③話しまくること。
これは、多くの教官や学友と議論を闘わせ、自分の考えを表現することの訓練です。また、自分とは
異なる考え方や見方を学ぶことはとても大切なことです。さらに、学外の教官や学友とも議論できる環境を
自ら創りだすことです。
④聴きまくること。
たくさんの人の話を聴くことは大切です。講演会には積極的に参加することです。たとえ、関心のない
分野であっても、将来役に立たないとは限りません。学内・学外にかかわらず、いろいろな専門家の
公演に参加するとよいでしょう。
⑤視まくること。
何事にも、表裏があります。本質は何なのか、本物はどれなのか、見極めることが大切です。
論文を読んでいて、引用文が記載されていれば、引用されている元本を必ず読むことが大切です。
どんなに偉い先生が書かれている論文であろうと、正しく引用されているのか、チェックしなければ
なりません。必ず疑いを持って接することで、本質を見抜く力をつけていってください。
以上が、学生時代に励んでいただきたいことです。みなさんは、これまでの「学習」の世界から「学問」の
世界に入っていきます。「学習」と「学問」は勉強の質が全く異なります。「学習」は、自分だけのため
の勉強でしたが、「学問」は、社会のための勉強になります。それだけ、「学問」の世界に身を置くものは
責任があるということを考えておく必要があるのです。
さあ、いよいよ出航の時間がきました。卒業された高校生のみなさん。
次の目標に向けて、全力です。
A Winner Never Quits !
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