2019年4月20日
もう過去問は解いてみましたか?
当塾では、基本的には、高校3年生、中学3年生の夏休み前までには
一度、志望大学・志望高校の過去問にトライするよう、アドバイスしています。
それはなぜか?
というのも、夏休みまでに志望校の過去問を一度解いてみて、
どんな傾向・形式の問題が出るか把握してもらったうえで、
夏休み期間及び夏休み明け以降の対策方法を考える必要があるからです。
そして、現状の自分の位置を正しく把握し、志望校が どのような学生・生徒を求め、またどのような学生・生徒を 輩出したいのかを考えるためです。
一般的に過去問を購入したり取り組む時期としては
冬休み前(早い人で11月)の生徒が多いようなのですが、
はっきりいってこの時期では遅すぎます。 基礎力も備わっていない時期に過去問をすることで 「自信を失う」という指摘もありますが、むしろ逆で本番までに 求められる力をつけるためには何が足りていないのか考え、 対策をする時間があります。つまりは「モチベーション」UPに 繋がりやすいのです。それこそ、本番直前に自分の備わっているべる実力が 志望校レベルにないということを知ることになるリスクは計り知れません。
特に難関大学や県外の難関高校では、
出題傾向・形式に特徴がある場合が多いので (例えば英語なら、超長文問題がある、自由英作文問題がある、 誤文訂正問題があるなど)、冬休み直前からの対策では 本番までに時間が足りません。
過去問を使ってできることは、
①入試傾向を把握する(夏休みまで)
⇒夏休み以降の学習方針を、担任の先生と策定するため
②自分の弱点を把握する(夏休みまで)
⇒受験本番に向けて、弱点単元を克服するため
③求められる学生像・生徒像を把握する(夏休みまで) ⇒求められる学生像・生徒像に成長するため
④現時点での実力を図る(夏休み以降)
⇒合格最低点との距離感を掴むため
⑤出題形式に慣れる(受験2~3ヶ月前から)
⇒問題の処理能力を上げるため
⑥本番の受験戦術を確立する(受験直前期)
⇒本番で実力を発揮するため
などなど。
過去問を上手に使いこなし、現状の自分の 位置の把握と成長を感じていくことが
合否の鍵を握るといっていいでしょう。
もちろん担当の先生が過去問の活用法や、
夏休み以降の対策方法を一緒に考えてくれますが、
「指示されてからやる」ではなくて、
「合格するために、過去問を上手に活用していく!」という
能動的な姿勢が必要です。
部活動や友達関係・学校祭など悔いの残らない学校生活と 希望する進学先を同時に手に入れるためには、 絶対に諦めないという姿勢と自らが切り開くという積極的な姿勢が必要です。
学校の宿題や外部模試・確認テストなどに追われることなく、 自分の位置を常に正しく把握できる勉強を心がけてほしいと願います。
過去問の使い方についての具体的なアドバイスは
各担当の先生が丁寧にいたしますので、
聞きたいことがあればいつでも相談するようにしましょう!
勉強の仕方や進路など、お気軽にご相談ください。
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