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【学力診断テスト答案用紙】から見えてくるもの

2018年11月16日

鯖江市、越前市の皆様、こんにちは!

早稲田育英ゼミナール 鯖江教室です。

中3生の生徒さんは、「学力診断テスト」の答案用紙が

戻されていますね。

みなさんの答案用紙を拝見していて、総じてよく健闘されたと思います。

一般的に「第4回確認テスト」より下がる傾向にありますが、

下がってきた生徒さんが一人もいらっしゃらなかったことは、

「学診対策講座」で一人一人が必死に頑張っていた成果だと思います。

本当にみなさん、よく頑張ったと思います。

今日は、みなさんの答案用紙を拝見して、今後受験に向けて本格的に

学習を進めていく上で注意していただきたいことを書きますね。

まず一つ目は、社会・数学・理科の答案用紙で多くあったのですが、

余計な計算をあちこちでしていることです。しかも、筆算で。

問題文を読んだだけで、あるいは与えられた資料を読み取るだけで

計算などしなくても答えが導けるものがたくさんありました。

つまり、一つの情報から一つの事しか思いつかないのでは、

情報分析能力を求める入試には対応していけません。

一つの情報からどれだけ多くの関連情報に気が付くのか、

日常の学習の中で身に着けていってほしいと思いますね。

次に、今後の学習を進める上で課題となるものが

「説明を求められる設問」に対する対応です。

答案用紙を見ていると、問題の主旨に即していない解答、何を採点者に伝えたいのか、

わからない解答が散見されます。

説明を求められる説明は、きちんと論理だてて文章を書いていかないことには、

採点者には伝わりません。順序だてて自分の言葉で説明できるように日々学習に

取り組まれることを願います。この力は、やがて大学入試を考えられている生徒さんには

必要不可欠な力となります。今から、大学入試で必要される論理的思考力を磨き、

論理構成して文章を作成できるように力をつけていきましょう。

最後に、もう一点。時間配分です。

時間配分と一言でいうのは易しいのですが、とても難しい課題になります。

基本的な問題は、確実に得点することですが、それも瞬間的に判断し

正当へと導かなければなりません。それは、日々の宿題の中で時間制限を

設けるなどして工夫して学習を進めれば身につく力です。

今回、みなさんが比較的高得点が取れた最大の要因は、

「1分以内で解答できない問題、もしくは正答への道筋が見えてこない問題は飛ばす」ように

お伝えしていたことを実施したからに他なりません。

「自分が解けていない問題は、他人も解けていない」と判断できるか、どうかが

時間配分のポイントになります。

残り3ケ月間、いろいろな実践問題をしていく中で、

判断力の速さを磨いていってくださいね。

「学診」で培った力をますます磨き、本番向けて頑張っていきましょう!

本当に今回の「学診」はよく頑張ったと思います。

早稲育鯖江の生徒として誇りに思いますよ。

最後まで諦めずにがんばりましょう!早稲育鯖江は、「諦めたくない生徒さん」を

全力で応援しています。

【冬期講習受付中】詳しくは、http://waseikusabae.com/event/【冬期講習】/

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